RTDSとは
RTDSとは
RTDSシミュレータは実時間で解析実行する全デジタルの電力系統解析用シミュレータです。
RTDSシミュレータは国内外の多くの重電機器メーカー、電力会社、研究所、大学などでご採用いただき、次のように活用されています。
- 保護リレーシステムの設計、開発試験、工場受入試験
- HVDC、SVCなどの制御装置、系統安定化制御装置などの設計、開発試験、工場受入試験
- パワーエレクトロニクス機器を含む電力系統のシミュレーション
- 調査、研究、教育、研修
RTDSの特徴
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計算刻みは50μsから最小2μsまで実時間解析を実現しました。
注:一般的系統要素の解析計算刻みは50μsです。PWM制御の電圧型自励式変換器などの模擬では最新型のGPC(ギガ・プロッセッサ・カード)を使用して積分刻み2μsの解析が可能です。 - 母線数が数個から1000個程度の大規模系統まで電力系統のシミュレーション解析が可能です。
- 国内外の多くのユーザに活用され、他の実績あるソフトウェアや実系統との等価性が検証されています。数値解析はEMTPと同様のドメルアルゴリズムを使用しています。
- 制御装置、保護リレー装置など外部機器を接続して実系統での使用状態を模擬した試験(閉ループテスト)が可能です。勿論、制御保護装置をソフトとして組み込み解析検討することも可能です。
- 解析準備を容易にするための潮流計算による初期化機能、系統図をシンプルに扱いやすくする三相ー単線表示切替機能および階層表示機能、多数の解析ケースを自動で実行し結果をまとめるスクリプト機能などを備えた柔軟で使い易いグラフィカル・ユーザ・インターフェース(RSCAD)により、操作が容易で効率的な解析を実現します。
- ユーザ定義のコンポーネント(電力機器、制御系)が容易に作成できます。 RSCADに付属するツール(CBuilder)でコンポーネントイメージ、パラメータ入力用ダイアログ、計算処理(C言語)を定義することで、ユーザは容易にリアルタイムに動作するモデルが構築できます。
- イーサネットに接続された装置と通信するためのカード(GTNET)を利用することで、IEC61850規格、DNPプロトコル、Playbackなどの機能が利用できます。
- ソフトウェアについてRTDS社が御客様と無償で共同開発した新しい機能やモデルは、原則としてメンテナンス契約した全ユーザに公開されます。また、技術進歩に伴いハードウェアを高性能化する場合にも極力既存のものと互換性を維持し、割安のコストで基板単位の交換が可能です。従って、ユーザは常に最新の性能を追及することが出来ます。
- 主な系統要素モデル
- 発電機と多質点軸モデル、変圧器(磁気等価回路モデル含む)、送電線(各種モデル、遮断器付含む)、負荷モデル(動特性付含む)、避雷器モデル、詳細CTモデルなど
- HVDC、SVC、STATCOM、UPFCおよび同制御装置
- 電圧型自励式変換器モデル(変換用変圧器含む)