気象データ活用

2011年度より、米国の数値気象モデルWRF( Weather Research and Forecasting Model)を活用し、最新の予報データに基づく予測計算および過去の客観解析データを用いた過去気象の再現計算を提供します。
WRFを活用して電気学会再生可能エネルギー出力予測とその利用技術調査専門委員が実施した予測コンペ(2014年度)にも参加しております。
気象現象は複雑な要素が多く含まれることで中長期的には確実な一つの将来の気象を正確に予測することは困難です。そこで、今後の取り組みとして、気象予測情報をより積極的に活用するため、予測の不確実性を考慮し、多数の将来の予測を示すことにより、将来の予測をある幅を持って示す事を予定しております。
また、現在はWRFを中心に予測や再現を行っておりますが、気象庁の提供する気象データを加工することで気象情報の有効な活用方法を提案していきます。