技術系総合職

先輩社員インタビュー J-POWERグループのDX推進へ
先進技術を学び、日々成長

ITサービスセンター　デジタルソリューション室技術調査グループ

コンピュータサイエンス学部　コンピュータサイエンス学科　卒業
2019年　入社。ITサービスセンター ITインフラ計画グループ配属
2021年　ITサービスセンターデジタルソリューション室デジタルソリューションサービスグループ異動

Interview

学生時代に熱中していたことは何ですか。: プログラミングの学習です。大学生時代の研究で、研究室の先輩達が作成したコードを利用する場面があったため、日々Java言語やC言語などの勉強をしていました。講義ではコーディングをする力が求められていたのに対し、研究では人が書いたコードを読み解き、そのコードを書いた意図まで理解する必要があったので苦労しましたが、最後まで解読ができた際には非常に充実感・達成感がありました。ここで学んだ知識・経験が、今の業務に繋がっています。
J-POWERビジネスサービスへ入社を希望した理由を教えてください。: 元々、大学でプログラミングの勉強をしていたこともあり、職種はシステムエンジニアになることを志望していました。合同説明会で初めて当社のことを知ったのですが、日本全国に発電設備を持っているJ-POWERグループのIT・エンジニアリング部門で、電力供給という重要な社会インフラを陰ながら支えているシステムの構築・運用に携われるという点に強い魅力を感じたため、入社を希望しました。また、J-POWERのグループ会社でもあるため福利厚生がしっかりと整っている点も理由の一つです。
現在の仕事内容について教えてください。: 入社してから2年間は、ITインフラ計画グループに所属していました。J-POWERグループ社員が使用するポータルサイトやグループ会社のホームページの運用を行っており、お客さまからの依頼に基づき、掲示内容の迅速な修正変更や、運用を行う上での各種メンテナンスをしていました。また各社内システムへのSSO（Single Sign On）導入にも携わるなど、インフラ周りの仕事がメインでした。　
2021年度からは、新しく設立されたデジタルソリューション室に異動し、画像解析技術を用いて風力発電所の風車ブレード（羽根）の損傷箇所を検出する業務に従事しています。デジタルソリューション室では、お客さまや先輩社員と一緒に、J-POWERグループのDX（デジタルトランスフォーメーション）推進に向け、日々、新たな技術の習得や検証に取り組んでいます。
現在の仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか。: 一連のPoC（注）が終了し、成果物の納品を行えた時にやりがいを感じました。PoCを行っているときには、プロトタイプを作成するための技術力はもちろんのこと、成果報告書を作るための文章力が必要で苦労しました。上司から添削などの指導を受けながら、より良い成果物を作成し終え、それをお客さまに納品できたときには強い達成感を感じられます。また、PoCを進めるうえで、先進的な技術を使う場面が多くあるのですが、それに対し自分が持っている知識が活用できた際にも、そのプロジェクトに対して貢献できていると思うことができ、やりがいを感じます。
仕事をしていて成長したと思うところ（瞬間）はありますか。: 成長したと感じる瞬間は、お客さまからの質問に対してスムーズに回答できた時です。当初は知識不足が原因で、的確な回答が返せない場面や言い切る自信がなく曖昧な表現になってしまう場面が多々ありました。また、メールやチャットで来た質問に対しては、ビジネスシーンでの言葉遣いに慣れていなかったため、言葉の選択に迷い返答に時間がかかることもありました。しかし、仕事の内容やシステムに対する理解度、専門的な単語の記憶によって徐々にスムーズな対応ができるようになってきて、成長したと強く実感しました。
これからJ-POWERビジネスサービスを志望する学生の皆さんへメッセージをお願いします。: 当社はJ-POWERグループに関する業務がメインですが、システム設計から開発、運用・保守といったものから、解析、先進的な技術を使用する業務などさまざまなものがあります。技術系総合職の社員は、入社後に3ヶ月程度のITの基本的な知識を身に付けられる研修があるので、出身学部や文系・理系にかかわらず、一からしっかりと学ぶ機会が設けられています。また、分からないことがあれば先輩社員が親身になって教えてくれるでしょう。　
就職活動に時間が多く取れるのは、学生である今だけです。仕事や働き方にミスマッチがないように、しっかりと自己分析・企業研究を行い、皆さんが最良の企業に就職できることを祈っております。そのうえで、当社を志望していただいた結果、一緒に業務ができれば嬉しいです。